まず一つ目の間違い。
事前通告無しに虐待の有無に関する調査を指定管理者に行うことに行政に何ら非はない。この法人は大きな勘違いをしているようだ。
総合支援法上の監査を拒むことは指定障害福祉サービス事業所(今回は指定障害者支援施設)にはできないことは理解しているようだが、監査や調査を受け入れることは指定管理を受けていようがそうでなくとも当然の責務だ。
ミトンとガムテープも、医師の指示だとか安全確保だとか言っているが、虐待か否かは法人が決めることではないんだが。虐待防止法読んでる?
虐待通報が内部から行った者を民事訴訟で訴えた事件があったが、結局お互いに訴え合って、和解が成立したと思う。
いずれにせよ、こんな内部向けに脅しのようなことを言う法人が指定管理を行うことがふさわしいとは思えないんだが。
もう一つの間違い。
「虐待疑いを晴らすために、園から市に通報した方がかっこいいですよ」
これは違う。虐待であれば虐待だし、誰が通報しようが疑いは晴らせない。まあ、今回かっこうわるいのは間違いないんだが。
な~にが、共に生きるだよ。