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呼吸器を外してくださいということと
殆ど身体も動かないので、死なせてくださいということに応じることと
どこからどこまでという線引きはあるんだが、
今回の件で安楽死を云々する議論なんて進めない方がいいに決まっている。
今の世の中で守られていない権利が沢山あって、
例えば今回の人もヘルパーには恵まれなかったようだが、
(支給量は不足しているようには思えないが)
そういった支援サービスの質と量さえ確保されていないのだから、死にたくなるだろう。他の理由でも死にたくなるだろう。
生きていることに何ら疑問や困りごとがないようになってから、
ようやっと選択肢として上がってくる、それくらいの生活や権利の保障がない、
そしてそこまで周囲の意識が高まっていない今の日本には、
議論するなんてとんでもないっていうステージだろう。
その可否だけで判断するのであれば、自分は最後の自己決定権として認められるべき権利だと思うが、
最後に至る前が早すぎるんだよ、今の日本なのか世界なのか知らんけど。
まあ、今の日本とはいってるけど、昔の日本は障害というカテゴリー一つとっても、
今よりもっともっと劣悪な環境だったからな、新自由主義とか経済第一になったと
さも最近の政治が悪いかのようにいうけど、よかったことなんてないと思うけどね。