ご存知のように私はプラモデルが大好きです。
- 作者: 石破茂
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/01/26
- メディア: 単行本
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メモ
ある民主党の議員は私に対する問責決議案の提案理由を説明する際に、
「夢と現実を混同している」と批判しました。私は戦車が大好きで。
それを動かしたくてうずうずしている、現実を
危険な方向に導こうとしている、ということなのでしょうか。
後書きで「実は一番好きなのは鉄道です」とわざわざ書く石破茂に感動した!
先日登った山で聞いたことだが、
遭難事故の捜索において消防団、警察、自衛隊が来たが
山岳信仰の山に入山する際に拝礼したのは自衛隊だけだったという
流石としか言いようがない。自衛隊の教育は凄い
どんな選択をするかは最終的には国民が決めることです。
しかし、反対するからには「それをしないことによって生じる
デメリットも享受します」と宣言してから反対して欲しいのです。
(略)その問題について政府は、国民にきちんと問いかけていないと思います。
今読んでいる「財政学から見た日本経済」でもあるが、
生活に関わる重要な問題を義務教育や広報を通して知らせることを
軽視していると思う。マスコミには教育効果なんて無いんだし
「この国には、本当に国会議員の仕事をしている人間はいないのだ。
国会議員の仕事は誰がしているのかというと、たぶん官僚たちである。
我々のいる国会とは立法府ではなくて追認府なのだろう。
本来ならば、予算にしても法律にしても自分たちが作り、提出するわけなのに、
それがもう、追認するだけに等しい。で、我々は地元の利益、あるいは
個人の利益を唱えていて。実際の国会の仕事は、国民に責任を負わない官僚たちがやっている。
国会議員は本来都道府県議員がする仕事をしている。
この国には、国会議員は実は存在していないのだ」
ここで言っている状況は、地方分権が徹底しない限り変わらないでしょう。
地方分権は実に難しい。税源移譲されて困るのは地方。
でも地方の独立は欲しい。制度だけの問題じゃないような気もする。
良書だし、それに石破茂の語り口も好きなので
朗読CDも出すべきだと思った