自然な自明性

ブラックジャックによろしく 9〜13巻、精神科編の部分だけ購入して読んでみた
身体感覚の変容の描写を漫画でしかできない表現で上手く描いていると思った


逆に「漫画的手法」は注意しなきゃいけない部分で
例えば「悪者は悪い顔をしている」というのもその手法だと思うのだけど
別に勧善懲悪モノであればいいのだ、そんな風に描かれていても。
作者の善悪という判断を、絵を通した印象としてそのまま受け取ってしまう読者がいるのは事実だろう
ゴー宣なんかもそういう点が多く見られるけど
ノンフィクション(に準ずるもの)を題材にしている以上、
善悪という価値判断は読者がするべきである


なんて思いながら読んだ。ただ絵が汚いだけかもしれないけど…


ところで、主人公の斉藤先生がどうなろうが知ったことではないのだけど
答えを殆ど出していないのに「僕が壊してやる!」って何だよ…
もしや、旬を過ぎた作品か、これ?