あかはた
- 作者: 筆坂秀世
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/04/15
- メディア: 新書
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共産主義社会などまったく将来への展望がないのだから、無理をせずに、強がらずに、
普通に国民に好かれて、国民のために活躍する政党になれば良いではないか。
国民もそうなることを望んでいると思いたい。
個人的に気になっていた、
「共産党は勝てない選挙にあんなに人(と金)を割いていて大丈夫なのか」
という疑問に答えてくれただけでも良書といえた
他の政党では職業政治家(市議会議員や県会議員)が
国政に打って出るときには一時的にでも無職になったりする
それで選挙が伸びたり、勝てないと色々と大変なことになることを身近に知っていたのだけど
同じことを共産党もやっていたら大変だろうにということだが
共産党の候補は共産党のお仕事を持っていて選挙の時だけ候補者になるから
別に食いっぱぐれないということだそうだ
赤旗にはタブーがないとネットで書いている人がいたが
この本を読む限り共産党というタブーはあるようだ。
だが、色々差し引いても赤旗という新聞は好きだ。