世の中には面白い人がいる

http://asobook.nomaki.jp/ 自転車図書館
「百年の愚行」という本に出会い、(中略)
自転車に乗ってその本を貸したり、図書館に寄贈したりしているという。

ところが、旅は思い通りにはいきませんでした。
話さえ聞いてもらえない図書館も少なくありませんでした。

このご時世、そんなものだろうと思ってしまう。
父親の職場にこういう人が来た、という話を聞いたとき非常に驚いた
自分の本を売りに回るならともかく、とか。発想の段階からもう全然違う。
この人ほど熱烈さを僕は持っていない、むしろニヒリズムに魅了されやすい人間なのだが
だからこそこういう熱さを持った人を知ると「かなわない」と思いながら好感を持ってしまう


そして、「この本を知らせたい!」と思わせる本に出会えるというのは
とても希有な経験なのだと思う。