善意の一日

縁あってボランティアに行ってきた。
湯浅誠がこの間の解放研究大会でも言っていたが、
ホームレス支援の肝は「出番を作ること」とのことだ。
どういうことかというと、炊き出しの時、単に客になると、ホームレスは飯を食って帰ってしまう
しかし、食材を渡せば料理してくれる人もいるし、配ってくれる人も出てくる
その人の役割がないと、ずっと貰い手で甘んじてしまうということ。
これは今日も痛感した。
たまに料理店をやっている人が味をつけ直す一面はあったが
(きちんと報道カメラも連れていた。それなら最初からすればいいと思った。)
完全にこっちがもてなす方になってしまっていた。
誰であっても社会の一員になればお客さんではなくなる。
いつまでも同じことをやっていたら同和問題と同じになると思う。
そういう意味では、フクシマは同和と同質の問題になりつつある、という指摘は合っていると思う。


ところで反原発でデモとかやってる人は支援運動どこまでやってるのだろう。
まさかデモやったりツイッターやって文句言ってるだけか?
立派な思想をお持ちなのだから、きっと行動もされているはずだ。