我働く、ゆえに幸あり?

太田の煽りっぷりが毎度凄いシリーズだが入門にはいい本
これは若年層の労働問題に関する巻。
若者の労働問題にも様々な切り口があるのだが
ニート、非正規雇用、正社員という括りで
(主にニートに関する議論)話が進んでいった番組を対談形式で再構成した本
上の世代の人は若年層が被害者であるという主張を一切受け付けない、
むしろ努力不足だろうという論調が支配的である点に関して反論している
若者が働くとき―「使い捨てられ」も「燃えつき」もせず

若者が働くとき―「使い捨てられ」も「燃えつき」もせず

こちらは対談形式だし、データもきちんと挙がっているため
きちんと読むならこちらだと思う
タイトルに惹かれて図書館で借りてきたが、
上の本でも勧められていた


http://www.nhk.or.jp/news/t10014318571000.html
募集定員の15%しか集まらなかったらしい…
だからといって非正規切りにあった人が不真面目とは言えないが
私の住んでいる自治体でも募集定員と同数しか
「緊急雇用対策」名目の臨時職員は集まらなかったという…
いったいどこでどうしているのだろうか