アナンダ
- 作者: 高橋英利
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 1996/03/01
- メディア: 単行本
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内部にいた人の声としては至って冷静である
恐らく当時から違和感を持って接していたせいだろう
そしてそんな人に行われるマインドコントロールというのが、
所謂カルトの二世信者の受ける「教育」とは別種のものであることがわかる
二世信者と言えるのかわからないが、
麻原の四女の手記がサイゾーに連載されている。
こちらはマインドコントロールというよりも
二世信者的アイデンティティ崩壊である
オウムは世代的なカルトと言われる。
コスモクリーナー=ヤマトである点や終末論を前面に出した教義であることから
そう言われるわけだが確かにそうかなあとも思う。
ああも「物語」がなくても、ずっと僕等若者世代は信じる
エリート故に信じた人たちよりもずっと手軽に「信じる」だろうし
ずっと手軽に離れるだろう。