「特別支援」

結局母親が逮捕されるという痛ましい事件になった
かつても、福山市発達障害の子供が
母親に殺害されるという事件が起きていた
ソース(記事が風化して見つけにくくなるのはネットのよくないところ)
今回の犯人がどうだったのか、それは全くわからない。
自分の子供に障害があるということを受け入れることの困難さは
子供のいない僕でも想像に難くない。
しかし、周囲の理解は――特に田舎であれば、得にくいものだと思う
発達障害の子が身近にいるのだけど、躾が云々言う人はいるし、
障害の内容を正しく理解していない人がまだ多くいる
(例えば自閉症をひきこもりと関連づけて語る人とは
それ関係の話は全く出来ない)
そして親自身も…
特に田舎と書いたのは地域社会や子供の親の親の代との付き合いも密接であること、
そのなかで発達障害という「新しい概念」は根付きにくいという意味である
「にくい」のままで済ませていいとも思わないし、
今後子供に関わる人は無関係であることはまずないだろうと思う
この事件の報道においてはどういうわけか、
被害者が「障害があった」「発達障害で」程度の記述に留まるのがひっかかる
最悪の結果ではあったが、そこで自主規制のようなことをして
またタブーにするのでは、きっと同じような事件がまた起きてしまう

発達障害の子どもたち (講談社現代新書)

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