哲学的脳天気

哲学者、怒りに炎上す。

全世界的に、哲学という言葉の意味すら理解されないこの世の中で、
哲学的な生を送ろうとすること。それは何にもまして大きな失意に晒されることだ！
というのも、世の大多数の人々は哺乳動物としてのごくありふれた暮らし、
動物行動学やホルモン・バランスの論理に即した暮らしに満足しているからだ。

「！」までで笑ってしまった。基本的にはそういう本
ミシェル・オンフレはなかなか興味深い哲学者だと思う
斜めから世間を見ているように思えるのかもしれないが、
（そういう場合もある）しかし、確かに正面から向き合うことに
恐れていないという姿勢は見習いたいものだ