何が君の幸せ、何をして喜ぶ

いわゆる重症心身障害者の方が亡くなられたので、通夜に行ってきた。
意外と明るいというか、暗い雰囲気ではなかった。
生まれたときは水頭症で一週間持ちませんと言われたそうだ。
だいたい僕と同い年かと思っていたが、40歳になっていたそうで、長い一週間だったわけだ。
彼は何が好きだったんだろう、車を走らせながら考えていたが、
とかく障害があるとどんな障害かとか、そんなことばかり考えて、
その人が好きなことや考えていることなんて考えもしない。
親もそうなんだそうだ。どこまでが親のエゴか、わからない。特に重心や知的ならそうだ。


なんとなく、いい顔だと思った。なかなかあんな死に顔はない。