アリとキリギリス

子どもの幼稚園の劇で見て、はっとした。
世間で問われる貧困問題に関する視点の差はここに凝縮されているのではないかと。
どういうことかというと、貧困層に入っている人は、キリギリスだという先入観があり、
遊んで、労働を怠けていたから、貧困に陥っているのだという風にどこかで思っていないか。
キリギリスが何故働けないか、もしくはあの演奏が遊びではなくビジネスとして捉えたらどうか、
そして、アリが分け与えるエサは適切な分量なのかどうか等々
様々な切り口があるのではないかと思ってみていた。