ことばのもり
- 作者: 今野敏彦
- 出版社/メーカー: 明石書店
- 発売日: 1988/07
- メディア: 単行本
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
しかしこれさえも差別語だから禁止するような話になると
きっと日本語は不自由なものになると思う
言葉ひとつでなく、背景も含めてこれが差別これが差別でないという話にならないと
差別自体は残り続けると思う。
先日読んだ本でもあったが、
差別はなくなっているというよりも
差別は目に見えにくくなっているということだ
日本語をもうひとつ不自由にしているものがある
ワープロソフト(更に言えば日本語変換ソフト)で書いた文章には個性がなくなると
誰かが言っていた。
個性というのは皆同じ服を着ていてもにじみ出てくるものだが
文章に置き換えるなら同じ(「正確」に近い)文法を使っていても
どうしても隠しきれないのがその個性だと言える
日本語変換ソフトは今でこそある程度の実用性を認められるが
一時期の携帯電話など本当に酷かった
ちなみに職場のパソコンは一太郎がインストールされていたので
日本語変換をATOKに切り替えることができた。
私の職場のようなところで使っている人のためにある程度カスタムされていて
差し障りそうな変換をするとたまに横に警告が出る。まったく、丁寧なことだ。
MS-IME使うくらいならみさくら語コンバータ使った方が遙かにマシだ。
上の一部の文章を変換するとこうなる。
私のぉおお職場のぉおおようにゃところれ使っていぃる人のぉおおためにぁあああ あぉる程度カスタムしゃれていぃて
差し障りそうにゃ変換をしゅるのぉおおとたまに横に警告がれひゃうっ れひゃうよぉおお゙のぉおお。
最高すぎます。