昨日のたかじん

驚くことに「たかじんのそこまで言って委員会」に湯浅誠氏が出ていた
今をときめくネオリベ府長橋下徹*1を排出した番組なので
フルボッコにされることは目に見えているのにそれでも出てきたことに尊敬する
まあ想像通り自己責任論が大方のコメンテーターから出てくるわけだ
「文句言わず働け」「やる気があれば出来るだろ」「人間は自尊心がなければダメだ」
まあこんな通りだ
しかし、尊厳で飯は食えないわけだし、やる気があっても貧困であることは変わらないよ
ということがわかっている宮崎哲哉*2なんかは湯浅アシストに回るんだが
セーフティネットに対する考えも対してない人間が自分の不幸話をして
「ほらみろ、自己責任じゃないか」という締めになるんだよ
団塊以上の世代と話すとどうしてもこうなりがちで、若者の甘えが原因であるから頑張れ、
つまり精神論になる。時代背景、具体的に言えば経済状況が違うんだから
その程度頑張っても無駄なんだよ。

*1:そう書くとアンチ橋下みたいだが彼のことは好きだ

*2:この人も湯浅の言う「ため」がなければ「負け組」になっていたことだろう