
- 作者: 宮崎哲弥,藤井誠二
- 出版社/メーカー: 春秋社
- 発売日: 2001/05
- メディア: 単行本
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僕が一番好きなのは宮崎哲弥である
半ギレで喋るのが実にかわいいと思う
事例を挙げて少年犯罪が増加し凶悪化していることなど
まやかしであることが述べられているがまあここら辺は常識
先日の法事の時にも親戚から言われたが、
その親戚世代の方が犯罪は多かったというと逆ギレされた。
言い方はもっとあったように反省している。
実名報道のあたりが一番面白かった
タブーは歴然として存在するが
近所の人からすればタブーとして一部が隠された情報であっても
報道された瞬間に誰だかわかる。
その上、犯人が未成年であることがわかると突然被害者も匿名になる
「レイプ」は「暴行」にすり替えられ、どんな犯罪だったかの輪郭もぼやける
本村さんの事件では被害者遺族がああやって前に出てきたから
そういう誤魔化しが通用しなくなったんだが…
マスコミの問題に限らず様々な問題点を突いている良書。

- 作者: 佐藤幹夫,山本譲司
- 出版社/メーカー: 洋泉社
- 発売日: 2007/06
- メディア: 新書
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「少年」に限らず、そもそも罪を犯さないようにすれば
犯罪自体は減っていくという発想の転換はなかなか出来ないものだ