ふたりはともだち

ふたりはともだち (ミセスこどもの本)

ふたりはともだち (ミセスこどもの本)

確か小学二年の国語の教科書に載っていた。三年かもと思ったが
後にベジータの狂信者になる同級生(三年の頃は別のクラスだった)が
作者のアーノルド・ローベルを「ヨーグルト・ターベル」と捩ったのが
ツボに入ってしまったことが強烈に記憶に残っているので小二で間違いない
・はるが きた
・おはなし
・なくしたボタン
・すいえい
・おてがみ
と五章に分かれている
中でも「おてがみ」は気に入っている*1
手紙を一度ももらったことがないというがまくんに
かえるくんがかたつむりに頼んで自分の手紙を届けてもらうという
他愛のない話なのだが、その手紙が届くまで一緒に待っておきながら
遂にしびれを切らし手紙の内容をばらしてしまうという超展開であった
若干悪意のある書き方で僕が紹介しているので
どこが気に入っているんだと言われそうだが本当にいい話なんです
がまくんとかえるくんが主な登場人物、そして彼らは友達*2なのだが
とにかくがまくんが困ったちゃんである。何しろ一年の半分は冬眠している。
ボタンをなくしてキレる。面白い話をすることができない。水着が恥ずかしい。
かえるくんがいなかったら友達がいないんじゃないかと思えるほどのキャラクターであるが
かえるくんもなかなかのキャラクターなのでそれも含めて「ふたりはともだち」なんだと思う


ぬいぐるみまで出ているとは!
キャラクターグッズなんてちっとも興味のない僕だがこれは欲しいぞ

*1:確かこれと「はるがきた」が教科書に載っていた

*2:ふたりはプリキュア的な意味で