もどかしい世界の上で 2

ひきこもり文化論

個人-家族-社会のそれぞれの場における「習慣」としての病理性が複合的に
「ひきこもり」を形成する。それが事実なら、その病理性を総合的に記述するには、
もはやシステム論の遠洋無くしては困難です。私はたまたま、もう一つの
関心領域である精神病理学経由で「オートポイエーシス」理論に関心を持っていました。
（略）私はひとまず、全く自己流にこの理論を応用することを思いついたのです。
それが「ひきこもりシステム」理論です。

オートポイエーシスというとあの人思い出す。この本の著者と面識あるらしいし…
哲学的には精密さに少し欠けるところがあると思うがこの領域ではごく有用なものだろう
「まえがきに代えて」は名文だと思う。ああいうスタンスの「文化人」がいなくて困る。

あわせて買いたい
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NHKにようこそ! 7 (角川コミックス・エース 98-11)

7巻70ページ柏ビッチとトランプ始める佐藤君と
8巻98ページからの革命の花を見ながら笑う山崎が格好良すぎる。

…夢が見えない…
どうしたらいいのかわからないんです

僕だけの理想郷…のはずだった。
もう何一つ…ここには僕の胸に響く物は存在しない…
幼い日に見た天国は…このぱさぱさする現実に飲み込まれた

まあエロゲーのことなわけだが、格好良いぞ山崎。