熱帯魚の本

エンジェル・エンジェル・エンジェル (新潮文庫)

エンジェル・エンジェル・エンジェル (新潮文庫)

「よく見ればこのエンゼルフィッシュ、なんだか、残虐な顔をしていない?
私、思わず水槽を叩いたんだけど、平気な顔をしているのよ」

熱帯魚の定番として有名なエンゼルフィッシュ
名前と裏腹にかなり獰猛な魚である。
ネオンテトラのような小魚は小説のようにすぐに姿を消してしまうだろう
先日亡くなった曾祖母の家にも、ある時期水槽を置いていた
池の鯉が全滅したときに僕が水槽を置くことを提案したため
80歳の老夫婦の家に突然水槽が置かれることになった
その顛末を今になって思い出した。


パイロットフィッシュ (角川文庫)

パイロットフィッシュ (角川文庫)

なぜ表紙が作中に名前も出てこないネオンテトラなのか。
素人の装丁か?(文中に出てくるのはカージナルテトラ
ネオンテトラの銀色の腹が凄く苦手だ
中身について言及しないとどっかの書評ブログみたいになるので少しくらい
内容を紹介しておくとオッサン臭い村上春樹といった感じだった


少し財布に余裕も出来たことだしまた飼ってみようかな…