生きながら火に焼かれて

生きながら火に焼かれて

生きながら火に焼かれて

結構有名な本かも知れない
シスヨルダンでタブーを犯したために親戚に焼き殺されそうになった女性の自叙伝
タブーとは婚前交渉と妊娠。
村の因習からの逸脱だがイスラム教の影響は濃いだろう
西洋化した現代日本に住む我々では想像の出来ないような事件である
権利や自由という西洋思想が広がることは
弊害があると個人的には思うがそれだけの理由があったと言える
こんな悲惨な出来事はない方が良いに決まってる


どんな地域でも純潔主義というのを女性に強いるが
男性が女性に強いてきたものであることには間違いない。
しかし男女という対立概念もあまり意味をなさない
この本でも女性が加害者となっている
ありがちなフェミニズムウーマンリブ)というのは
そろそろなりを潜めて欲しい