9・11の思い出

あれから6年。確かあのときは友達からメールをもらって事件を知った
テレビもパソコンもない部屋に住んでいたので
寮の友人の部屋に集まり
一部始終をおさめたVTRが流される液晶テレビを数人で見ていた
世界は自分の知らないところで思ってもいない方向に強引な方法で進むということを
更にいうなら自分がセカイ系ノベルのモブ以下の存在であることを
そのとき(随分遅かったが)実感したことが心に残っている
その後周囲でサミュエル・ハンチントンの本が少し流行った。
アメリカがテロとの戦いを掲げ戦争の矛先をイラクに向け
カウンターとして平和反戦運動がにわかに盛り上がった


あれから6年経ってもやはり僕はモブのままだ