メリー、ゴー。

普段使う駅の一つ前で降りてみた、そういう気紛れな風が吹いた
この街には写真家になったというかつてのクラスメートが住んでいるらしい


そして歩いている途中、昔そこにあったものがもう無いことに気付く
僕にとっても(直接の関わりはないものの)特別なものだった
同じところをぐるぐる回っているだけだった
このままじゃ、いけない。同時にそういう当たり前のことに気付いた
でも、当たり前のことばかり見落とす。特に自分のことは自分では気付けない。