we can go

同僚の結婚式の招待状を頂いた
僕はもうそんな年か、と思った
しかし友人連中にはそんな気配さえ、ない
いや、気配がある奴はいる…気がする


披露宴は愛し合う二人をみんなで祝うという儀式なのだけど
徹底的にそういう舞台に向いていないという自己分析が先に立ち
即座にポジティブな返事に円を描けないでいる
この間の卒業式や謝恩会は凄くいい顔をしていたんだけどあれは僕が喜んでいたから
他人の幸せを祝う術がまだ少しわからない


人の幸せと僕の喜びには薄い膜がある…安永知澄じゃないけれど
そんなことを思ったりしているうちはきっとそういう引っかかりを感じ続けるだろう
念のため言っておくが、この事例に限らないが
他人と感情を共有することが苦手なだけ。他意はない


結局出席ということで返事を出すことにした
何事も経験。そして、おめでとうございます。