自閉と分裂

自閉症という字はひきこもりを連想させるらしく
ひきこもりに似た症状をもつと思っている人が少なからずいるようだ
先回のスタ☆メンで太田が「僕なんて高校時代心開けなくて自閉症みたいな」とか言ってたり
富野が「ターンエーの癒し」で述べていた自分の症状とか…
ササキバラゴウの本では違うこと表現を使ってたかもしれない、失念)
例を挙げればキリがないが
自閉症は字面で容易に想像できるようなものではない
自閉症に関しては未知の病だったということもあり、偏見や誤解が多い
偉そうにしてる学者が扇動していたもんだから質が悪い
テレビ見せていると、とか母親が、とか。ともに原因ではない
自閉症心因性のものではなく、生まれつきのものである、とするのが現在の一般的見解。


ボケ→痴呆→認知症(これにはまだ馴染めないが)や
早発性痴呆→分裂病統合失調症など、名前が変われば随分印象は違ってくるものだ
心の病というのは正体不明なところがあり、社会の中で時代とともに定義し直されていく
自閉症も新たな名前を必要としているのかもしれないが、そのような動きはないとのこと。



良いことか悪いことかわからないが昨今「こころの病」は身近なものになったようで、
気軽にちょっと鬱っぽいとか言うけれど、自分のことをそういう風に言えるのは鬱じゃない証拠だ
そう言えないことが苦しいのだし病識がないのが「こころの病」の特徴だから
そういうのは後になってわかるか人に言われてわかるかどちらかだ




(この記事を書く際いくつかブログを回りました。勉強になりました)