
- 作者: 豊島ミホ
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/10
- メディア: 文庫
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表題作「日傘のお兄さん」は実にネット的で面白い
ストックホルム症候群とも少し違う、恋愛劇が描かれている
あの年代独特の思いこみ→未来予想をするラストも結構気に入ってる。
ちなみに逃走劇の中で乗車する寝台車は
路線、設備からして今では廃線となった「出雲」と
東京から帰省するときに良く乗ったものだった
ちなみに現行の「サンライズ出雲」は山陰本線ではなく伯備線を通るため
福地山を通過することはない。
しかし鉄っちゃんって偉いね。wikipediaもはてなキーワードも正確な情報がもれなく書かれている。
どろたぼう駅の正式名称の由来なんてかなりローカルだぞ。