零式カッコヨス

機動警察パトレイバー 劇場版 [DVD]

古川登志夫が主役というのは中々珍しい。
初めてパトレイバー見た。初見でもちゃんとわかるってだけでかなりの良作
ロボット兵器（以下レイバー）に搭載されたOSにコンピュータウイルスが感染し
多層建築物の共振音に反応してレイバーが暴走、
都市を破壊する恐れがあるため当該建築物を破壊するという、
まあ三行で書くとこんな感じのストーリー
20年近く前の作品なのにトロイの木馬とか先見性を感じる言葉が出てくるのが凄い
特筆すべき点は押井映画なのに面白いというところ
勿論押井エッセンスはあるのだけど、
前面に押し出さず隠し味程度にしてある

「実際の帆場暎一ははるか以前に亡くなっており、
冒頭で投身自殺した帆場暎一なる人物は死んでいない」とする押井案が存在した

wikipedila「機動警察パトレイバー the Movie」

帆場暎一に関してはそれでもありだと思ったし
以降の作品で慣れてしまってるので実はそうなんじゃないかと終わるまで思ってた（押井脳）
都市の虚構性や匿名性というテーマも良かった。
ちゃんとロボットアニメのお約束（最後のロボット同士の決闘）を押さえてるし。
前々から気になっていたのだけど
wikipedia「出渕裕」デザインの特徴の「ブチアナの例」が秀逸過ぎる。
本当に空き過ぎ。例：HRP-3 Promet Mk-II

香貫花・クランシーが好きです。零式も好きです。
南雲さんも素敵だ。