ソクラテス流オルタネイティブ

<反>哲学教科書

数年来欲しかった本
もとある思想＝常識を挑発する章題がついている
例えば「君たちはなぜ、校庭でオナニーしないのだろう」
この本をフランスでは高校の哲学の授業で
テキストとして使っているというので驚く
日本の高校の「倫理」という人名と文章をただ朗読する暗記科目が
如何に人生の役に立たないかを対峙的に教えてくれる
先の問いに人を納得させるために、また
自分が納得するための答えをどれだけの人が持っているだろう
僕のよくない癖はこういう問いかけをしない人間を
少し見下してしまうところだ
自力で生きるならそういう人の方がきっと偉い
（去年運転免許を取ったときの性格診断のときも
「人を見下す傾向があります」以外は
安全運転の天使のような性格になっていたくらい定評がある
そんなに改めようとは思わないが
出来るだけ表に出さないようにしたい）

余談だがこの本を買った書店の「哲学・現代思想」の棚に
オタク研究本が置かれていた。
母校の学科的には正しいカテゴライズだと思う