方法的懐疑論

科学はどこまでいくのか (ちくま文庫)

科学はどこまでいくのか (ちくま文庫)

西洋哲学と科学の進歩について
こういう本を読んで理解が遅くなったように思う
そして著者の意見に迎合することが増えた
バカになってる。

神を棚上げし、精神と物体を分離する。
精神は主観、物体は客観である。精神が物体とは独立であるように、
客観も主観からは独立である。
主観と客観が独立である、なんて馬鹿なことは本当はない。
(略)
客観は主観には左右されないのだから、ケチをつけるな、とのおどし文句に、
大抵の人が黙ってしまうのは、客観は真理だ、という科学教のせいかもしれない。

あとで調べてみると作者は「環境問題のウソ」で脚光を浴びた人だとわかった。
批判的なのはいいのだけどそういう主張が独善性を帯びると
全くどうしようもなくなる。(一般論として)
沖縄11万人とかいう嘘も最近では有名だが…データなんて簡単に改竄できる
疑った先に何があるか、そちらの方が問題。