頼まれなくても生きてやる

悪童日記」三部作はMOTHER3の主人公兄弟の名前の元ネタなのです。
途中までしか読んでないけど冷戦構造の悲劇として傑作の部類に入ると思う


MOTHER3と言えば糸井重里
「このヘンないきものは、まだ日本にいるのです。たぶん。」とは
トトロの有名なコピーだがジブリアニメのコピーは糸井重里によるもの。
コピーだけはジブリアニメは好き*1なのだけどこれには裏話がある


「もう日本にいないのです。」が元だったらしい。
ビデオやテレビ見せずにドングリの落ちている野っ原で
ミヤザキは子供を遊ばせて欲しかった、らしい
結局あまりに良作だったせいか親は
「さんぽ」とか聞かせておうちに閉じこめてしまったわけだが…
この間も従兄弟の夫がその子に歌ってた


ぼくは じぶりあにめが きらいです。
もし自分に子供が出来たらまずはヒゲから見せるね


しかし、今親になる世代って子供を怪我や毒、害から過剰に避けさせているように思う
プラモデル一つにしたってそうだ
刃物を使って指に怪我をしてこそ学ぶこと、得られることはある
もし、何か危機に直面した時、それも同じように避けて通ることが出来るだろうか?
その判断をするのは誰か?
子の人生を総て生きられないくせに総て保護してやろうと思うのは、無責任だ

*1:「見えぬものこそ。」は秀逸